なぜ八ヶ岳に登ったか?(その1)
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個人チャレンジ
2015年5月から4回に分けて八ヶ岳を縦走しました。
その訳は・・・
実は2007年1月から、太平洋から日本海まで歩く旅を始めたのです。
最初は軽い気持ちで、逗子~江ノ島までの行程を歩いたのですが、
次の休みの日に、今度は江ノ島から大磯まで海沿いを歩いたのです。
すると、このまま一筆書きでどこまで行けるのだろうか?
なんて事を考え始め、
せっかくだから日本海を目指してみようと決めたのです。
まあ、何年かかけてゆっくり歩けば簡単だろう!?
そんな気楽な気持ちで始めたのですが、
歩きながら、この9年間でいろいろなことがありました。
いろいろな事を学びました。
今回は本ブログで、5回にわたりその行程を写真とともにご紹介していきたいと思います。
第1回目は逗子~江ノ島(2007年1月27日)21kmを5時間半かけてゆっくり歩きました。今考えると対した距離ではないのですが、当時はすごいことをやったんだ!という気持ちでいっぱいでした。
第2回目は江ノ島~大磯(2007年2月17日)あいにくの曇り空でしたが、21kmを5時間で歩きました。
第3回目は大磯から湘南平を越えて東海大学駅へ(2007年2月25日)
第4回目は東海大学駅から念仏山を通る尾根伝いに大山のケーブルカー終着駅の下社まで(2007年3月16日)
第5回目は下社から大山山頂を経てヤビツ峠へ降り、そこから二ノ塔、三ノ塔を登り大倉へ降りるルートで、17kmの行程を6時間かけて歩きました。この日はとてもバテてしまい、山の歩き方や、休憩の取り方、食事のタイミングや内容などをちゃんと学ばないと大変なことになるかもしれないと反省した行程となりました。
全行程一人歩きなのですが、歩いたり山に登ることで経験できたことはたくさんありました。
まず、仕事の環境面で考えると、不法投棄された家電製品や塗料の缶などを見ることがよくあったこと。
人が滅多に通らない登山道は荒廃が激しいということ。ルート案内などがないことも多く、しっかりと自分でルート確認しなければ道に迷う可能性がある。
そして、一人で歩くことにより、海や、山、森の空気感を一人で満喫できること。
空気の匂いも、美しい風景も、独り占めできるということ。
そして、時々どきっとするような動物との遭遇・・・
自然の中に人間が一人でいるということがとても小さな存在であるということも改めて感じました。
もちろん、一人歩きなので、山に入るときはできる限りの入念な準備は怠りません。
携帯電話はありますが、山の中で入らない可能性もあることから
高校生の時に取った無線の免許を再申請したり、
ホイッスルを装備にいれたり
なんだか、子供の頃ボーイスカウトで山歩きをしていたころを思い出しました。
そして、もうひとつの楽しみは食事です。
ただ、歩くだけじゃなく、美味しい”何か”を食べることも、次への歩き旅への糧となります。
まずは第1回から第5回までご紹介しました。
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