廃タイヤからサンダル

日常、車のタイヤには大変恩恵を受けていますが、使い終わったらどうなるのでしょうか?
燃料として燃やされたり(CO2や有害物質が出る)、廃棄され山積みになったタイヤから蓄熱火災が起きてしまったり、熱帯諸国では廃タイヤが蚊の棲み処となり、デング熱の温床となっています。また、これらの廃タイヤは毎年15億個生まれているとも言われ、そのうち10億個は埋め立てられているそうです。すごい数ですね。
そんな中、インドネシアのバリ島からindosole (インドソール)という廃タイヤをソールに利用したフットウェア・サンダルが誕生しました。インドソール社の創始者 カイル・パーソンズ 氏が2009年に始めたこの事業は、現在世界中に広がっています。
通常の加工は廃タイヤを細かく刻み、サンダルのソールとして生まれ変わるのだそうですが、写真のものはタイヤをそのままソールとして利用したタイプです。タイヤを履いているみたいで車になった気分です。インドソールサンダルを買ってみる。履いてみる。こんなところからも地球に対して貢献ができるのではないでしょうか。



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