戦略は目標を定めるものではなく方向を定められるに過ぎない
『P・F・ドラッカー 理想企業を求めて』エリザベス・ハース・イーダスハイム著、上田惇生訳(ダイヤモンド社)ISBN978-4-478-00116-5
変化が激しいこの世の中を生き抜くために、どのようなマネジメントをすれば良いのか?
多くの失敗と、わずかな成功、葛藤のなかの毎日を過ごしています。
ピーター・ドラッカー教授へのインタビューを中心に書き上げられた本書は、私にとって辞書であり、参考書であり、問題集でもあります。
『企業が売っているものは製品ではなく、サービスである。』
『競争相手は存在しない。より多くの選択とより良いサービスがあるだけである。』
そして、
『戦略は目標を定められるものではなく、方向を定められるに過ぎない。』
という言葉を知りました。
1年に一度、経営計画を立ててその計画を大事に企業活動をする時代では遅い。
という意味に、私は捉えました。
そのためのインプット情報があまりにも多く、それを同時に処理しなければ進めないとも感じました。
昨日の日経朝刊一面にも書かれている“情報資源 世界を一変”のとおり、
世の中の情報は、ゼタバイトの域に達するといいます。
ゼタバイトとは10の21乗・・・
1021
知り合いのITコンサルタント、株式会社スモールツリー 代表の小林高行社長から教えてもらったわかりやすい例えでは、世界中の砂浜の砂粒の数・・・だそうです。
こんな世の中で会社を経営するということは
至難の業でもあり、
また、チャンスでもある!
と思う木曜日の朝でした。
使命を果たす企業を目指して。
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