使命について語ったメルマガ第1号
公開日:
:
使命
2005年3月、今から約11年前に社内向けのメールマガジンを発行し始めました。第1号のメルマガのタイトルは『使命』。多少文言が今と変わっている部分もありますが、気持ちは今でも同じです。少し気恥ずかしくはありますが。その頃私は38歳。愛知県で『愛・地球博』が開催された年でもあります。最後の部分を読むと、まだ当社では一人一人のメールアドレスも持っていなかった頃なんですね。
<第1号メルマガ『使命』原文のまま>
【私達の使命】
第37期の経営計画書には「私達は、地球に暮らす人々に『安心』と『明るい未来』を環境側面から提供し続ける」とあります。ありますというか、私がうたった訳ですが、みなさんはどうとらえていますか?「忘れてしまった。」とか、「普段の仕事とマッチしていないじゃないか!」との声が聞こえるとしたら、その責任は私にあります。きちんと語っていないせいですね。話があまり上手くない私から、社員の皆さんへ「思い」をもっと伝えたい。そんな気持ちで、このメルマガを作ってみようと思いました。もちろん朝礼で「話をする練習」も今まで通り進めていきます。
今、地球環境が破滅に向かって突き進んでいるのではないかと言われています。そうではないと言う人もいますが、どちらにしても地球の温暖化や、開発途上国の環境問題は現実のこの世界で起こっています。そのせいで日々の暮らしさえも脅かされている人々が世界中に、また日本の国内にもたくさんいると思います。
今では世界的に環境保護や温暖化防止などの対策が進められ始めました。京都議定書も発効されました。しかし、一方では「環境」の悪化により住む場所を失ったり、水や空気や土の汚染による健康被害が後を絶ちません。中国では有機水銀汚染による「水俣病」の発生が大変な問題になっているようです。
私達の会社だけの力で、また個人一人の力でこれに立ち向かうことは困難ですが、私達が長年培ってきた「技術力」や「人の力」により、これらに立ち向かうことはできるはずです。そしてお客様、つまり市場の求める技術力や対応力を、もっともっと充実させ、常に改革・革新を行いながら、より多くのお客様(地球に暮らす人)のために貢献したいと思うのです。
環境に貢献していく会社の社長として、またカヤックを川に浮かべ、大自然の中で春風を感じる一人の人間として思うのです。私達のずっとずっと後世にまで自慢のできる仕事を、今まさに、みんなで一緒になってやっていきましょう!と。そして100年後には環境に不安を持たない子供達から「あの時彼等が立ち上がってくれたおかげで、この歴史が変わったんだ!」と思われるような、そんな仕事を創っていきましょう。
【使命とは何か】
例えば、消防士の使命って何だろう?警察官の使命は?お医者さんは?それぞれの職業には必ず使命があると思います。しかしともすると私達はこの「使命」を忘れて「利益」だけに走ってしまったり、「権力」を振りかざしてしまったりしてしまうことが多いような気がします。皆さんも是非一度、この「会社の使命」と「自分の使命」について考えてみて下さい。
次回は、「私達のお客様は誰か?」をテーマにお話をさせて下さい。
※4月1日迄に、全社員の方に会社のアドレスを持って頂きます。名刺での公開・非公開はそれぞれの部署の判断に任せます。またそれに伴い、PC整備も総務グループを中心に順次行っていきます。
関連記事
-
2019年卒定期採用のエントリーを開始しました
今年も、多くの方にオオスミという会社を知って頂きたい・・・ 私たちの取り組みを聞いて頂きたい・
-
ベトナムで省エネします
JICA草の根パートナー型に、横浜国立大学さまと共同で応募し採択を頂きました。 ベト
-
本年も宜しくお願い申し上げます
2021年の幕開けとなりましたが、依然としてコロナの影響で大変な世の中になっています。しかしいつ
-
ブループラネットⅡ 2019年3月放映?
欧州の各国が海洋プラスチック憲章に合意した背景には、英BBC放送制作のドキュメンタリー『ブループラ
-
51期 始動しました
株式会社オオスミの第51期がスタートしました。 50周年となりますが、昨年創業50年記念祭を創
-
【東大和市立第一中学校2年生の生徒さんに向けて環境授業を行いました】
先日、東大和市立第一中学校2年生の生徒さん向けに、職業体験の一環で授業を受け持たせて頂きました。
-
人財募集と新動画撮影
私たちは、オオスミの使命に共感してくれる仲間を募集しています。 それは、学生さんにとって、初め