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オオスミの歴史(1)『積年の夢、実る』

公開日: : 最終更新日:2018/08/15 オオスミの歴史

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北海道、馬鈴薯原々種農場時代の大角勝彦

創業50年を記念し、ここしばらくは創業期のお話をしたいと思います。当社の創業者である大角勝彦がまとめた『オオスミの歩み 環境の歴史とともに』という自主出版本の内容をこちらで、再校正しお伝えしたいと思います。まず第1回目は、創業の契機となったことについて『積年の夢、実る』をご紹介致します。今後の引用については次の著作を利用致します。『オオスミの歩み 環境の歴史とともに』(35周年を記念して 株式会社オオスミ社史):著者:小田部真季さん 制作:塩田 旭朗さん 印刷製本:株式会社大川印刷 発行日:2003年10月31日


オオスミの歩みは、開拓精神を祖父母から譲り受けた一人の青年が、北海道から東京に出てきたところから、始まる。独立したのは昭和43年。この頃は、もちろん、わが国の各地に「公害問題」は発生していたが、世の中全体においては、「公害」という言葉すら、まだあまり浸透していなかった。超高度経済成長の真っただ中にあり、経済成長第一主義の時代であった。


そんなころに、事業家として独立したのだが、そのころの意識は、「積年の夢が実現できるという喜びとともに…本当に事業として…否、四人の家族を養っていけるだろうかという不安が…常に頭を横切る」、というものであった。


ここのところは大事なことで、明治時代以来、世の中の、ゼロからの創業者は、皆、そうであった。「有」から「有」を生むのは自明のことだが、「無」から「有」を生むのは、決して簡単なことではない。何かそこに、秘められたエネルギーか何かが、なくてはならない。そういった問題意識で、以下、オオスミの歴史の歩みを追体験してみたい。

 

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株式会社オオスミ代表取締役社長 1966年横浜市に生まれる。学校卒業後、バブル期に一部上場企業に就職。その後、建築設備業の営業職を経て、現在のオオスミに入社。2003年に代表取締役に就任。先代から引き継いだ組織の経営方針転換中に、リーマンショックの影響で経営の厳しさに直面。その後、社員と共に“使命”を確立し経営の立て直しを図り現在に至る。

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